院長 井上 厚二
昭和54年 帝京医学技術専門学校 柔道整復師科 卒業
日本構造医学研究所 一期生
構造医学研究財団 認定構医(一期)
日本キネシオテープ協会 認定指導員(一期)
私は学校卒業後、日本を代表する五大カイロドクター(塩川、幾世、加瀬、須藤、脇山)に師事しカイロプラクティックを学び、またカイロ大学のアンダーソン教授の講義も受講しました。日本古来の療術も勉強し、日常の臨床で、病院で手術が必要といわれた腰のヘルニアや頚椎ヘルニアの患者が仕事をしながら通院で治していましたが、どこかおかしい、なにか違うと感じていました。完治した患者が2~3年して再来してくると腰とか頚の変形が進んでいるのです。これはなにかあると思い色々な勉強会を受講しているとき、仕事関係の友人からすごい先生がいるといわれ、構造医学の吉田先生の講義を受講しました。
まさに、目からうろこが落ちるでした。吉田先生から重力の話を伺い、潤滑理論を説明されて、いままでの経緯が初めて納得できました。以来25年構造医学を学び、少しは本物の整復がわかってきたようにおもえます。これからも精進し、こまっている患者さんのお役にたてればとおもっています。
従来の整復は、牽引して直庄力で整復していました。頚や腰の関節などボキッ、バキッなどのクリック音がするのはこのようなことを行っているからです。
ボキッと音がすると爽快感があり一時的に楽になったように感じます。
しかし、関節を過剰に動かしすぎるので関節の安定性を保ちにくく、毎回行うことにより、関節を不安定な状態にすることになりかねません。高齢の方など骨粗鬆症の方は非常に危険です。
構造医学の面圧整復は、牽引をしないので関節を傷めず高齢の方でも安心して治療がうけることが可能です。