腰部脊柱管狭窄症は、脊椎にある脊柱管という神経を囲んでいる管が狭窄して発症すると言われています。
症状は間歇性跛行(歩いていると足が痺れたり痛くなり、休むと回復する)がみられ、治療は整形外科的には保存療法や手術療法が行われます。
ここで骨盤と背骨の位置関係を解剖学的に考えてみましょう。
骨盤と背骨には背筋がつながっています。力学的に解析すると背筋は骨盤の上に円錐上にあるのです。骨盤が歪めば(骨盤環の潤滑不全)、背筋でつながる背骨も歪みます。これが腰部脊柱管狭窄症の本態です。
ですから骨盤の歪みを整えれば腰部脊柱管狭窄症の症状もおさまります。
腰部脊柱管狭窄症には科学的な構造医学の診断と整復処置が必要です。
等々あります。
整形外科的には 投薬、温熱療法や牽引などの理学療法、あるいは外科的手術 等々あります。
当院では、腰痛、坐骨神経痛の諸症状は骨盤の変位(仙腸関節の潤滑不全)が原因と考え、構造医学的に診断し、整復処置をします。
処置後、諸症状は徐々になくなっていきます。
椎間板ヘルニアは腰痛の原因にはならない。
ひどい腰痛で皆さん病院へ行き、MRIの検査をして椎間板ヘルニアだと言われますよね。
でも椎間板ヘルニアと腰痛はほとんど無関係です。
皆さんはまだ知らない方がほとんどでしょうが、専門家ならほとんどの先生が知っている事実です。
普通、腰痛がある方が病院へ行ってレントゲンやMRIの検査をするのですが、これを腰痛のない人にもMRI検査をしてみたところ、アメリカでは65%、日本では70%に椎間板ヘルニアが見つかったのです。
これでは椎間板ヘルニアが腰痛の原因とは判断ができません。
読売新聞の家庭とくらしの「腰痛と付き合う⑧ 」にも、福島県立医大の菊地臣一教授が、「スイスで、椎間板ヘルニアの手術予定者と整形外科以外を受診した人たちのMRI画像を比べたところ、後者の7割に、椎間板ヘルニアのような所見が認められましたが、本人には自覚がありませんでした。」と記述されてます。
では椎間板ヘルニアと診断された腰痛などの諸症状はどうしておこるのでしょうか?
構造医学では骨盤の変位(仙腸関節の潤滑不全)と捉えています。
科学的な構造医学の診断と整復処置を行うと、諸症状はなくなっていきます。