生理痛・婦人病

子宮筋腫は手術しなくても治ります

子宮筋腫は、子宮にできる良性の腫瘍です。成人女性の20％は子宮筋腫を持っていると言われています。

産婦人科での治療は

ホルモン療法：

合成ホルモンを処方。エストロゲン（女性ホルモン）の分泌を抑えて、人工的に閉経状態にして、筋腫を小さくしてゆく。

対症療法：

止血剤、鎮痛剤、増血剤

と手術療法だけです。

産婦人科学では、子宮筋腫の原因ははっきりしていませんが、女性ホルモンの影響で筋腫が発育すると考えられています。

ここで月経痛を考えてみます。

月経時や月経前後に下腹や腰の痛みで寝込んだり、就業困難など日常生活に支障をきたす場合は、病的状態といえます。産婦人科学では月経期間をスムーズに過ごすことができない原因に子宮筋腫や子宮内膜症などをあげていますが、月経痛の原因をシンプルに感性で捉えてみましょう。

「月経」とは、子宮という袋が内膜血の増殖でふくらみ、月経血を押し出すためにしぼむという活動です。周期こそ違いますが、血液を満たしてふくらみ、血液を送り出すために収縮する心臓とよく似ています。

月経の舞台となる子宮や卵巣は骨盤の底の方にあり、骨盤と靭帯というヒモでつながっています。

「歪んだ子宮の月経活動」

排血しにくい、ひきつれて痛む

「正常な子宮の月経活動」

スムーズな排血ができる

骨盤に歪み（構造医学では潤滑不全といいます。）が生じると、子宮や卵巣はヒモ（靭帯）に引っ張られて正しい位置に居られなくなり、子宮が後屈したり隣接する膀胱や腸とぶつかって捻じられて変形してしまいます。

変形した子宮では月経の時スムーズな血液の絞り出しができないために痛みを生じるのです。

構造医学では左の骨盤に異常（潤滑不全）があると横隔膜の下が膨張し腹腔が陰圧になり、子宮内膜症や生理痛などの色々な婦人病の原因になると考えられています。

子宮や卵巣の位置をきめる骨盤の状態が正しいかチェックしてみることが必要です。

それには科学的な構造医学の診断と整復処置が必要です。

子宮内膜症は子宮内膜が子宮外で増殖する疾患です。子宮外にあるとはいえ子宮内膜であることに変わりはないので、エストロゲンに依存して発育していきます。月経痛、月経困難症が主症状です。

ここで月経痛を考えてみます。

月経時や月経前後に下腹や腰の痛みで寝込んだり、就業困難など日常生活に支障をきたす状態は病的状態です。

産婦人科学では月経期間をスムーズに過ごすことができない原因に子宮筋腫や子宮内膜症などがありまますが、月経痛の原因をシンプルに感性で捉えてみましょう。

「月経」とは、子宮という袋が内膜血の増殖で膨らみ、月経血を押し出すためにしぼむという活動のことを言います。